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出入管理警備とは?
2022年4月20日

はじめに

 

警備員の仕事は多方面に広がっています。

 

施設警備の業務の一つである出入管理業務(受付業務)は、建物の出入り口で出入する人やモノ、車を管理したり監視するのが中心的な業務です。

 

ここでは出入管理業務の内容について解説していきたいと思います。

 

出入管理(受付業務)とは

施設警備には保安や巡回などの業務があり、出入管理業務はその一つです。

 

オフィスビルや商業施設など様々ありますが、毎日色々な関係者が出入りするために不審者や不審物が紛れ込んでしまう可能性があります。

 

近年では国内の安全性が予断できない状況になり、建物の出入り口で不審人物や不審な物、不審車両が紛れ込まないか管理する必要性が重要になってきました。

 

例えば人がいつどこで出入りしたのか、情報が外へ漏れてないか、危険物が施設内に持ち込まれていないか、不法行為や事故が起きないように事前に注意するのが業務です。

 

心理面でも物理面でも死角を作らないように注意しなければなりません。警戒が手薄にならないように、事故が起きた場合には冷静な判断力と迅速な行動で痛手を可能な限り小さくすることが任務とされています。

 

また受付業務でもありますので、自分が施設で来訪者と最初に顔を合わせることを十分に認識する必要もあります。

 

自分の対応が施設全体のイメージやグレードに影響を与えることを分かった上で、TPOに合わせた対応や言葉遣い、礼節に注意する必要もあります。

 

誠意をもって業務を実施することで安全意識が高まり契約先からもスムーズな協力関係を得やすい業務です。

 

資格と必要性に基づいた管理

施設の関係者を入館証や社員証で資格を確認するのですが、普段から頻繁に出入りしている関係者でも曜日や時間帯、区域などによっては資格があるとは限りません。

 

時間外の場合は、時間外の許可証を持っているのか確認することが必要になります。

 

過去の出入の状況などの資料や、建物の警備計画などを基に検討し確かめることが出来ます。

 

詳しい仕事内容とは

人の管理

施設への人の出入を管理するにはどんな確認方法があるのでしょうか。

 

・身分証明書 写真、有効期限、契印、発行社印などを確認する
識別するのに有効なのは身分証明書ですが、例え面識のある人でも偽装での入場という事もあるのでチェックする必要があります。

 

・バッジや社員証 番号で部署の確認をする
大勢の人の出入りが一度にある施設の場合は、身分証明書と出入記録簿を確認するのが難しいため、バッジや社員証を確認することによって不審者を素早く発見することが出来ます。

 

・管理簿 来訪者の名前、所属、出入時間を記入してもらう
一時的な来訪者の場合、来訪者パスを所持してもらう事により、出入りの時間や目的地の立ち寄り先を把握することが出来ます。
また施設の中には立ち入りを注意する区域や業務、重要な人物を守る為、訪問先まで同行し、要件後に連絡を受け再び出口まで同行するという順序で業務を行う方法もあります。

 

物の管理

・票との照合
スーパーやデパートなどでレシートや包装紙で確認します。

 

・物品搬出許可証
持ち出そうとしているものが正規の手続きによるものか確認する方法です。
例えば私物に関しても責任者が許可書を発行して確認する事により、不法に外に持ち出すのを防ぎます。

 

・物品持ち込み証明書
施設内の物と入館した人が持ち込んだ物が混ざらないようにするために、あらかじめ証明書を発行して明確にしておきます。
出入口で持ち込むものを書いてもらって確かめてから入館させます。

 

・所持品の検査
所持品の検査は警備員が強制的に行うものではなく、任意で相手に協力してもらうのが基本です。

相手が検査を拒んだときは施設内に入ることを断り、責任者に報告し対処の仕方を仰ぎます。
ショッピングセンターやオフィスビルなど施設に、爆発物や危険物などを外から持ち込まれないように出入する人の所持品などを検査するだけでなく、施設内の新商品や製品、半製品などの企業秘密が不法に持ち出されないように監視し、物品などについては正規のルートを得たのかを確認する必要があります。
事前に施設の責任者と方法などを決めておくといざこざが小さくなります。

 

車両の管理

車両の出入管理は、車で出入する人とモノの管理を同時に行います。

 

ステッカーやパスを発行し、行動時間などを管理します。

 

危険物などの持ち込みを防ぐため、エックス線を使用した積み荷チェックをする場合もあります。

 

また車の搬入搬出がひっきりなしにある場合は、ゲートシステムが採用されている場所もあります。

 

まとめ

出入管理業務は多くの施設で導入されています。例えば大型ショッピングセンター、オフィスビル、病院やホテルなど様々な施設で不審者や不審物の出入りを管理や監視をする業務です。

 

また施設で最初に来訪者と顔を合わせるやりがいのある業務でもあります。ご興味を持たれたらぜひご相談ください。