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警備員としてのやりがい
2021年9月8日

はじめに

警備員というと、店舗や商業施設で警備をしたり、イベント会場や工事現場などで交通誘導をしたり…といった姿が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
実際の警備業では、どのような種類の仕事があり、働く警備員はどのようなところにやりがいを感じているのでしょうか。

警備の仕事とは

まず始めに、警備員の業務の種類についてご紹介します。

 

◇業務内容は4種類

 

[1号業務/施設警備業務]

事務所や商業施設等の警備業務対象施設で、出入管理や巡回・監視業務などを行い、盗難等の事故の発生を警戒し防止する業務です。

 

[2号業務/交通誘導警備業務・雑踏警備業務]
交通誘導警備業務……工事現場や駐車場で、人や車両を安全でスムーズに通行できるよう誘導を行う業務です。

雑踏警備業務……イベント会場等で、交通誘導や入退場整理等を行い、事故の発生を未然に防止する業務です。

 

[3号業務/輸送警備業務]

運送中の現金や美術品・核燃料などの重要品が盗難に遭うのを警戒し、防止する業務です。

 

[4号業務/身辺警備業務]
一般的に「ボディーガード」と呼ばれる業務で、警備対象者の身辺を警戒し、安全と平穏を守ることを目的としています。

 

警備業といっても幅広い業務があり、それぞれの場所で、警備員は人や物・場所などの安全を守っています。

 

実際に働く人は

それでは、ここからは警備業で実際に働いている方々のコメントをご紹介していきたいと思います。

 

◇やりがいを感じる時

 

『警備会社に勤めていると、緊急事案(警察や救急応対)に対応する機会が一般の方より多くなります。緊急事案などの対応が冷静に行えるようになり、プライベートでも街中でそのような状況を見かけたら、率先して行動できるようになりました。
自分が採用し教育・指導した社員が成長し、現場を任せられるようになった時に大きなやりがいと充実感を得ることが出来ます』。
(平成28年7月入社(警備経験16年)業務部部長 施設警備責任者)

 

『全てが未経験の仕事なので新鮮でやりがいを感じています。
今は経験値を蓄えている最中で自信をもって言えることはありませんが、上司のように専門的な知識を備え、判断力を養っていきたいです。数年後に上司のような振る舞いが出来るように』。
(令和2年4月入社(総務経験2年)総務部課長 本社勤務)

 

『業務量が多く上手くこなせていない時に、スタッフが自発的に協力してくれる時です。感謝と同時に、この仕事の冥利を感じます』。
(平成24年1月入社(警備経験28年)業務部課長 営業所所長)

 

 

◇仕事が楽しいと感じる時

 

『新しい現場を立ち上げる時です。真っ白の状況から業務の打合せ、状況に沿った警備業務の提案、試行錯誤しながらの実務や現場社員の指導とやる事が多岐にわたり、不安で逃げたくなることもありました。
多くの事を乗り越え、自分がいなくても現場が回り始めた時に達成感と社員の成長を感じます』。
(平成28年7月入社(警備経験16年)業務部部長 施設警備責任者)

 

『社員一丸となり一つの事に向かって、事故やトラブルなくやり遂げた時の達成感は計り知れないです』。
(令和元年11月入社(警備経験10年)業務部部長 営業所所長)

 

『お客様から「ありがとう」と言ってもらった時です。また誘導でお客様に挨拶した時に、笑顔が返ってきた時です』。
(令和元年7月入社(警備経験1年)施設警備課 主任)

 

仕事の成果だけでなく、同じ業務をする仲間(上司・部下)との信頼関係や団結、お客様から感謝されることなども、やりがいに繋がってくるのではないでしょうか。

 

◇転職して感じたやりがい

 

ここでは、転職して感じたやりがいについてのコメントをいくつかご紹介します。

 

『私は2010年から警備会社を立ち上げ、経営をしておりました。
しかし、警備員の確保、コンプライアンス、営業力など会社経営の難しさに直面し将来に大きな不安を抱いていました。
平成が終わり令和になって間もなくの頃、MT TECHNICAL JAPANとの出会いが自分の将来を変えてくれました。
私が抱える数多くの問題を解決の道に導いてくれました。
今まで培った経験を活かし、MTを更に元気のある会社にしていきます!』
(令和元年11月入社(警備経験10年)業務部部長 営業所所長)

 

『以前は自分の会社でラーメン店をやっていました。
その頃から公私共にMT TECHNICAL JAPANの社長にお世話になっていました。
多くの悩みを聞いてもらっている内に、自分の人生をMT TECHNICAL JAPANに賭けてみたいという気持ちを抑えることが出来ず、店を閉めMTに入社しました。
今は日夜高速道路のメンテナンス業務に携わり、大きなやりがいを感じています』。
(平成27年7月入社(警備経験5年)営業所 社員)

 

『警備一徹31年、警備こそ私の全てです。
実は2008年まで地元札幌で警備会社を経営しておりました。その後、縁があり当社に入社しました。
この会社のパワーは凄いです!この会社のパワーの源はチームワークです。
私は今までの経験を活かし、福島営業所を任せられています。
営業所の始まりは、契約先の掘り起しです。営業し契約を結び、入念な打ち合わせで適切な警備員を提供する。簡単なようでとても難しい作業です。
だからこそ契約先からの「ありがとう」は嬉しく励みになります』。
(平成24年1月入社(警備経験28年)業務部課長 営業所所長)

 

警備業ひとすじ、他業種からの転職など経歴は様々ですが、転職された後、前職以上にやりがいを感じて働かれていることが伝わってきます。

 

やりがいのある仕事

やりがいを感じながら働いている方たちは、今後の仕事についてどのように考えているのでしょうか。
最後に、将来に向けたコメントをご紹介したいと思います。

 

◇キャリア・アップ、身につけたいスキル

 

『ずっと現場管理、隊員管理を行ってきました。今後は会社の成長のために戦略を考えられる人物になりたいです。
その為に自分のキャリア・アップと人脈拡大、知識の吸収を行っていきます』。
(平成28年7月入社(警備経験16年)業務部部長 施設警備責任者)

 

『みんなに寄り添える人になりたいです』。
(令和元年7月入社(警備経験1年)施設警備課 主任)

 

『お客様と打合せがあるたびに思いますが、お客様に満足を与えながらも会社にも利益をもたらすようなプレゼン能力を身に付けたいです』。
(令和元年11月入社(警備経験10年)業務部部長 営業所所長)

 

◇目標・将来像

 

『北海道札幌市の営業所開設です。これまでの経験を十分に活かせるチャンスだと思っています!』
(平成24年1月入社(警備経験28年)業務部課長 営業所所長)

 

『専門知識を身に着け、その知識を活かした発想と行動を持って、企業の規模を大きくする一員になることです』。
(令和2年4月入社(総務経験2年)総務部課長 本社勤務)

 

人によって形はそれぞれですが、仕事にやりがいを持った上で、目指しているものがあることがうかがえます。

 

まとめ

警備の仕事には様々な業務があります。
ご紹介したコメントでは、“充実感”、“達成感”、“感謝”の言葉などのキーワードが挙げられていました。
業務内容によっても、働く個人のとらえ方によっても異なるかと思いますが、やりがいが多く感じられる仕事なのではないでしょうか。

 

また、警備業で働くためには、必須の研修以外に資格は不要ですが、業務内容によっては専門の資格が必要な場合もあります。努力次第でキャリア・アップや収入アップのチャンスもある仕事です。
学歴などは関係なく、能力主義の仕事でもあるため、その点にやりがいを感じる方もいるかもしれません。

 

これからも様々な方たちが警備の業務に携わるかと思います。
こうした先輩方の言葉を参考にし、この業界にぜひチャレンジしてみてください。