警備員に求める身だしなみ

はじめに

皆さんが普段生活をしている色々な場面で警備員の姿を見かけると思います。

特にショッピングモールや病院・銀行・オフィスといった施設では、制服を着た警備員の姿がふと目に留まるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

人の第一印象は数秒で決まるといわれています。

メラビアンの法則によると、視覚(見た目)は55%、聴覚(話し方・声)は38%と第一印象は視覚からの情報が半分以上という結果が出ています。

この結果から、人はまず最初に視覚情報つまり見た目(身だしなみ、姿勢、表情)でその人の印象を決めるということになります。

 

社会生活では当然ともいえる身だしなみ。

人の目に触れる機会の多い警備員の身だしなみは大切なものとなります。

 

この記事では、警備員に求める身だしなみについて解説していきます。

 

 

警備員の使命

警備員の業務は1号警備の施設警備・空港保安警備、2号警備の交通誘導警備・雑踏警備、3号警備の現金貴重品運搬警備・核燃料物質危険物運搬警備、4号警備の身辺警備といった4区分の業務があります。

特に1号警備の施設警備や2号備の雑踏警備・交通誘導警備に従事する警備員は、皆さんの生活の中において接する機会も多くあります。

 

警備員は、日常の業務を行う上でマナーのひとつとして身だしなみに気をつけ、清潔感のある印象で業務を行うことも大切です。

その上で皆さんが安心で安全な日常を過ごせるように、警備業務で皆さんの生活のサポートを行なっています。

 

警備員に求める身だしなみとは

警備員は幅広い知識とスキルを持って業務に従事しています。

その知識やスキルにプラスして身だしなみやTPOを意識すると、プロの警備員としてよりレベルアップします。

※TPO…Time(時間)Place(場所)Occasion(場面)の頭文字です。

TPOは、場所や場面に応じて服装や言葉遣いなどをマナーとして使い分けるものです。

 

特に、人と接する機会が多い警備員は業務中、髪型、髪の色、男性の場合は髭、制服のしわ、制服のサイズ、靴の汚れなどの身だしなみに気を配り清潔感を意識するとより好印象が持てます。

 

例えば、ショッピングモールで目的の場所が分からず警備員に尋ねようとした時、無精髭で髪は整えておらず、サイズが合っていない制服にしわが入っているといった警備員に好印象は持てません。

困りごとがあっても話しかけにくい状況だと思います。

 

反対に、制服を着こなし姿勢や表情が良い警備員には爽やかな印象を持ちます。

困りごとがあった場合には尋ねやすいですね。

 

このように、TPOに合った身だしなみで業務に従事している警備員は清潔感があり好印象で信頼感にも繋がるといえます。

 

警備員の身だしなみチェック

警備員の身だしなみ・TPOをみてみましょう。

 

髪型、髪の色

警備員は業務中、ヘルメットや帽子を着用しているイメージがあると思いますが、ヘルメットや帽子を外す場合もあるでしょうし、ヘルメットや帽子から出る部分もあります。

髪型はスッキリ(長髪であれば結ぶ・まとめる)と、髪の色はあまり派手ではない方が好印象に繋がります。

※最近では染髪していても良いという会社もありますので確認しましょう。

 

髭の伸び、剃り残し、目やにはついてないか、化粧の濃さ

最近はマスクの着用が主流になりあまりマスクを外すことはないと思いますが、マスクを外す場面もあると思います。

マスクを外した時に髭が伸びている、化粧が濃いなどはあまり良い印象ではありません。

また、目やになどは清潔感を損なってしまいます。

業務に就く前には鏡を見て、しっかりチェックしましょう。

 

制服のサイズ、しわやよれ、ボタンは取れていないか、靴は汚れていないか

サイズに合った制服を着用し、制服にしわひとつない、ボタンもしっかり着いている、靴も汚れていない人は清潔感が増し好印象です。

施設警備など人との接する機会が多い警備員は特に気をつけたい項目です。

 

整髪料や香水の匂いがきつくないか

整髪料や香水の匂いがキツイと周りの人に不快感を与えてしまい兼ねません。

特に屋内は、屋外と比べて匂いが感じやすくなりますので業務中は控えめにした方が良いでしょう。

 

その他、爪は伸びてないか、マニキュアは濃くないか、不要なアクセサリーは付けていないかなど合わせてチェックしましょう。

 

 

まとめ

第一印象は半分以上が「目」からの情報で決まります。

人の目に触れる機会の多い警備員は、身だしなみを整え業務に従事することも大切な仕事のひとつです。

しかし、身だしなみに気を配っていても、無表情で姿勢が悪いとあまり好印象にはなりません。

 

業務に従事する際は、身だしなみはもちろん口角を少し上げることを意識し、制服に合った姿勢を保つことで立ち居振る舞いも変わりより好感が持てるのではないでしょうか。

 

身だしなみは、警備員に限らず社会生活を送るすべての人のマナーのひとつです。

日常生活を送る際、TPOに合った身だしなみを少し意識するだけで印象が変わるでしょう。

 

MTテクニカルジャパンでは、警備の専門家として誇りを持ち、皆様の安全な日常を守り安心して過ごせる毎日を警備サービスで提供しています。